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クラス YSemaphore

セマフォ [詳細]

#include <ysemaphore.h>

すべてのメンバ一覧

Public メソッド

 YSemaphore (W cnt=1, W mode=SEM_EXCL)
 コンストラクタ
 ~YSemaphore ()
 デストラクタ
 YSemaphore (const YSemaphore &src)
 コピーコンストラクタ
void lock ()
 セマフォの獲得
void unlock ()
 セマフォの解放
const YSemaphoreoperator= (const YSemaphore &src)
 代入演算子.


説明

セマフォ

タスク間の同期処理・排他処理のためのセマフォをクラスです。 cre_sem, wai_sem などの関数群のラッパとなっており、 リファレンスカウンタによる自動的なセマフォの削除も行います。

グローバル名として内部的に TC文字列の "YLBセマフォ" を使用 します。

通常はYLockObjectクラスを用いて、間接的に使用することが、例外 安全性の観点から望ましいと考えられます。


コンストラクタとデストラクタ

YSemaphore::YSemaphore cnt = 1,
mode = SEM_EXCL
 

コンストラクタ

新しいセマフォを作成します。同期用のセマフォを生成する場合は モードとして SEM_SYNC, 排他制御用のセマフォの場合は SEM_EXCL を指定してください。

引数:
cnt カウント数の初期値
mode セマフォオプション

YSemaphore::~YSemaphore  )  [inline]
 

デストラクタ

デストラクタ。同一のセマフォが存在するとき、セマフォは削除されません。

YSemaphore::YSemaphore const YSemaphore src  ) 
 

コピーコンストラクタ

同内容のセマフォを生成します。

引数:
src コピー元のセマフォ


関数

void YSemaphore::lock  ) 
 

セマフォの獲得

セマフォを獲得し、ロックします

例外:
YSemaphoreException 排他処理セマフォの使い方が間違っている

const YSemaphore & YSemaphore::operator= const YSemaphore src  ) 
 

代入演算子.

セマフォを代入します。

引数:
src 代入するセマフォ

void YSemaphore::unlock  ) 
 

セマフォの解放

セマフォを解放し、アンロックします

例外:
YSemaphoreException 排他処理セマフォの使い方が間違っている


このクラスの説明は次のファイルから生成されました:
YLibに対してMon Mar 21 08:57:45 2005に生成されました。  doxygen 1.4.1