リモート端末について
概要
PuTTY ver 0.59 をベースに作った、超漢字用のSSH/TELNET/RLOGINクライアントです。
- 動作環境
- 超漢字4以上
- ライセンス
- 全体としてのライセンスは PuTTY License になります。各ファイルのライセンスの詳細については、こちらを参照してください。
- ダウンロード(バイナリ)
- バイナリ(sshclient.bz) 256KB
- ダウンロード(ソース)
- ソースファイル(sshclient.tar.gz) 565KB
使い方
基本的な使い方
アプリケーションの登録後、基本文章編集で「リモート端末用紙」を開き、適当に設定をいじってから「リモート端末」の付箋で起動し直せば、たぶん動くはずです。
鍵を使う認証
Ver 0.123 より、鍵を使った認証が出来ますが、使用する秘密鍵は "PuTTY private key format" である必要があるみたいです。
鍵ペアは、Linux/Windows 上で puttygen を使い、以下のような感じで作ってください。
$ puttygen -t rsa -o putty.ppk (秘密鍵生成)
$ puttygen putty.ppk -o putty.pub -L (公開鍵生成)
作った公開鍵はサーバ側の ~/.ssh/authorized_keys
に追加し、秘密鍵は「リモート端末」用紙の PublicKeyFile=...
のところにレコードタイプ31番で持ってきた仮身を置きます。
(なお、なぜ秘密鍵側なのに PublicKeyFile という名前になっているのかは謎です。)
既知の問題点など
- 時々SEGVる問題
- ポートフォワーディングが再接続を繰り返すと機能しなくなる
- fd treeの操作の同期関係の問題?
- lineptr(sshclient/src/terminal.c)で NULL がとれてしまう問題
- 現状では lineptr にいい加減な hack をいれてごまかし中だが、本質的な解決にはなっていない。
- キーイベント周り
- TIPSにちゃんと対応する。(現状では、英数字モードにしないとちゃんと入力できない)
- フォント設定
- gppfont か、その代替となるものを実装する
- まだ実装していないイベント処理を実装
- motion_event, button_event, selection_received/selection_get/selection_clear, あとメニューも。
- 日本語周り
- ちゃんとした EUC/SJIS/UTF-8 の扱いと、エンコーディングの切り替えを実装する。
- 設定ファイルの構文解析をまともにする
更新履歴
- 0.124: SSH-2な鍵が使用できないバグの修正
- 0.123: sscanfの実装の入れ替え(ライセンスの関係) / ファイル設定(gppfile)周りの実装の追加
- 0.121: とりあえず公開
[ 戻る ]
Yashiro Takeshi <yashiromann@gmail.com>
Last modified: Sun Oct 3 16:36:59 2010