KanjiPad+ について

概要

[screen]KanjiPad+は、漢字のみ手書き文字認識で入力する、という、謎なインタフェースを持つ文字入力FEPです。Owen TaylorさんKanjiPadをベースに作っています。

動作環境
超漢字4(動作確認済み)
ライセンス
GNU GPLです。
ダウンロード(バイナリ)
バイナリ(kanjipad.bz) 52KB
ダウンロード(ソース)
ソースファイル(kanjipad.tar.gz) 56KB

使い方

たぶん適当にいじってもらえれば分かると思います。漢字の入力は、入力エリアに手書き入力をしてから「漢」ボタンを押してください。ひらがなやアルファベットなど、その他の文字入力は直接「あ」や「♪」などのボタンを押して、文字を選択してください。

右側の三つのボタンは、上から順にBackSpace, Delete, Enterキーの機能を持ちます。改行や修正などに使ってください。

入力のコツ

手書き文字認識といっても、単純な処理でアルゴリズム的にはごまかしているので、きちんと認識させるにはそれなりにコツが要ります。この辺をきちんと押さえて入力すると、認識精度がだいぶ上がると思います。

アルゴリズム的には、(1)画数、(2)書き順、(3)各ストロークの方向、の3つを基本的にはチェックして、それにマッチする漢字を探し出す、という処理を行っています。したがって、例えば「しんにょう」を3画で書くとか、「字」の「了」の部分を2画で書く、のように、書き順と画数に注意して書くのがコツです。なお、書き順の確認は、このサイトがとても便利です。

また、登録されている漢字の一覧はこの表にあるもので全てです。strokedata.hに適切なデータを付け加えてやることで、認識できる漢字を追加できますので、興味のある方はストロークデータの書式についてのメモを読んでみてください。

開発者の方へ

例によって、Doxygenによって自動生成されたドキュメントをここに置きました。ぜひ部分的にいじってみたり、コンポーネントをとってくるなりして、より魅力的なソフトを作っていただければ嬉しいです。

Special Thanks to ....

I would like to thank Owen Taylor for his wonderful work in his original KanjiPad. I would also like to extend my appreciation to Todd David Rudick and Robert Wells, for developing JStroke, on which the character recognition of KanjiPad is based. Without the work made by the above three, I would never have been able to make this hack.

And I would also like to thank Personal Media for answering my questions on the bv-gsdk mailing list, and those who have used this software and given reports.

オリジナルのKanjiPadの作者のOwen Taylor氏に感謝いたします。また、JStrokeを開発されそれをCに移植された、Todd David Rudick氏・Robert Wells氏にも感謝いたします。上の3人の偉業なくしては、このソフトを作ることは絶対に不可能でした。

それから、開発者メーリングリストで毎回親切な回答をくださっているPMC様、(不)動作報告をくださった方々、このソフトを使ってくださっている方々に感謝いたします。

更新履歴


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Yashiro Takeshi <yashiromann@gmail.com>
Last modified: Sun Oct 3 16:34:00 2010
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