このプログラムは元はアプリケーションの実行ファイルを更新するためのプログラム でしたが、任意のファイルの任意のレコードの追加、更新、削除を行うアプリケー ションに拡張されました。具体的にはapdから複数のレコードを一度に操作する 機能を取り除いたもののGUIバージョンのようなものだと思って下さい。
原紙箱から原紙を取り出して実行して下さい。
このアプリケーションを初めて起動すると以下のようなウィンドウが開かれます。
ここで編集したいファイルの仮身をドラッグし、このウィンドウ上でドロップすると以下のよ うな画面(この画面は標準モード(後述)です)になります。
画面には更新するファイルの仮身が表示されます。
ここで、クリアボタンを クリックすると、仮身の表示がクリアされます(自分の名前が「アプリケーショ ンの更新」となり、保存されていた仮身の情報もクリアされる)。
「新しい実行ファイルをドラッグして下さい。」の下にはファイルのレコード情報が表示されます。表示のされかたは現在の表示モード(メニューで変更します)によって変わります。
詳細モードでは、ファイルの全レコードの情報が表示されます。このウィンドウ に仮身をドラッグすると、赤い文字で表示されているレコード(以後、このレコー ドを選択されているレコードと呼びます)の内容とドラッグした仮身の指すファイル の最初のレコードの内容が入れ替わります。その際にレコードのタイプ及び、サ ブタイプは変更されません。
ただし、一番下にある「挿入」の所が選択されている場合はこのファイルの最後 のレコードにドラッグした仮身の指す実身の最初のレコードが挿入されます。こ の時、挿入の横の文字が「コピー」だった場合、挿入されたレコードのレコード タイプ及びサブレコードタイプは挿入するレコードのそれと同じものになります。 コピーでない場合は横に書いてあるタイプ、サブタイプのレコードとして挿入さ れます。挿入の横の文字の変更の方法は下に書きます。
通常モードでは、選択されているレコードの情報のみが表示されます。 それ以外の機能は詳細モードと同じです。
表示モードはメニュー又はCtrl-1(標準モード)、Ctrl-2(詳細モード)で変更でき ます。
レコードを選択するには以下の2つの方法があります。
挿入の横の(タイプの下にある)文字(数字)をクリックするとパネルが開きます。 ここで、パネルの中の数値ボックスを設定して「設定」ボタンを押すと、挿入の 横の文字が設定した数値になり、挿入するレコードのタイプを任意に設定する事 が出来ます。「コピー」ボタンを押すと、挿入の横の文字がコピーになります。
挿入の横の文字が数字の時にさらにその横の(サブタイプの下にある)数字をクリッ クするとパネルが開き、上と同様に挿入するレコードのサブタイプを設定する事 が出来ます。
削除のメニュー又は削除ボタンを押すと現在選択されているレコードが削除されます。
詳細モードで、レコードの番号以外の場所でPDをプレスするとその部分が選択枠 で囲まれます。その選択枠を他のウィンドウにドラッグすると、そのレコードの 内容が入った「ファイル名.レコード番号」という実身が作られ、その仮身がド ラッグされたウィンドウに作られます。
エラーが起きた場合、パネルが開いてエラーメッセージを表示します。この時、パネルを長時間開きっぱなしにしておくと、閉じた時に「そのウィンドウへの複写はできません」というパネルが出ることがありますが、実害はないので気にしないで下さい。